コラーゲン
コラーゲンは、いま健康番組などに多く取り上げられるものの一つですね。
いつまでも若々しく、美しくありたいと思っている人々が多い今日、「アンチエイジング」は注目されています。
コラーゲン (Collagen) は、蛋白質の一種で、細胞と細胞をつなげたり、細胞が体の組織にしっかりとくっついておくための接着剤として働きます。
コラーゲンは、真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成する多細胞動物の細胞外基質(細胞外マトリクス)の主成分で、細胞と細胞のすきまを埋めるように存在し、体内のコラーゲンの総量は、ヒトの場合、、全蛋白質のほぼ30%を占めます。
コラーゲンは、細胞がくっつくための骨組み、足場の役割を持ち、結合組織の力学的な強度を作ります。また、若干の弾力性もあります。骨、皮膚、腱、歯、血管、臓器など、コラーゲンが形あるものを形成しているといっても過言ではないのです。
実は、皮膚とコラーゲンの老化は、密接な関係にあります
皮膚は表皮、真皮、皮下組織(皮下脂肪)から構成されていますが、皮ふの本体は、表面の表皮ではなく真皮の部分なのです。
真皮はコラーゲンが全体の約70%を占められており、老年期に真皮は20歳時よりも80%も薄くなります。それは真皮が20歳を境にして歳とともに薄くなるからです。
コラーゲンの新陳代謝が衰えると、コラーゲン同士が結びつく不自然な架橋が増えてきて水分を保つ場所が狭くなり保湿の機能が低下して乾燥したカサカサの皮膚になるのです。よって、コラーゲンを効果的に摂取することにより老化現象の症状えお遅らせる事も可能です。
運動を起こす際に非常に強い力がかかる腱は、主成分であるコラーゲン線維がきちんとすきまなく配列されていて非常に強い力に耐えるように出来ています。
また、骨や軟骨では、コラーゲン細線維が、骨や軟骨の弾力性を増す役割をしており、骨折などが起こるのを防いでいるし、皮膚については、その弾力性を保つのに役立っている。
最近ではコラーゲンが、接する細胞に対して、増殖、分化のシグナル情報の伝達の働きもあることが分かってきていて、つまり細胞がコラーゲンの合成のバランスを保つ働きをしているのです。
生体組織に力がかかってくると強度を増す方向に生体反応が進み、コラーゲンと結合した細胞がこの力学的強度を検知するものと考えられています。
●マクロファージ(侵入異物や体内で不要な物を食べてしまう)や、リンパ球や免疫グロブリン、はコラーゲンと結合すると活性されパワーアップすることも分かっている。
●コラーゲンの利用としては生物学的に体内で働くだけでなく産業利用として膠(にかわ)、ゼラチンや化粧品、医薬品などにも様々に用いられている。
●コラーゲンを多く含む食品としては、ゼラチン 、ゼリー(ゼラチンで作ったもの) 、牛筋 、軟骨唐揚げ 、鶏皮 、豚足、魚皮 、ふかひれ 、などがあります。


